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 押帯[おしょっぷ]小(中)学校

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 押帯[おしょっぷ]小(中)学校   本別町押帯182
大正6年創立、昭和56年3月、64年の校史に幕を閉じ、勇足小学校へ統合した。昭和22年から併置されていた中学校も勇足中へ同時に統合した。閉校時の児童は11名、生徒は6名、校長は青木一夫氏であった。
現在校舎は解体され、体育館のみが集会場として残る。校舎前に「懐 郷」の碑を建立、揮毫は青木一夫校長である。41年交通道徳優良校、55年学校林の育成で全国表彰、56年全日本学校植林コンクール入選などの実績を残した。また駒沢教諭の指導で方面や管内のバレーボールの強豪校であつた。

 閉校に寄せて    旧職員  駒沢 義明 (36〜41)
 昭和36年の春4月、雪解けの悪路をトラックが通れないということで、トラクターに少しばかりの荷物を積んで、下居辺を経て押帯の沢に入りました。 しばらく行くと、山の上で私の到着を待っていた生徒たちが、畑を転がるように降りてきて私達を歓迎してくれました。あの時の喜びと感激は、教員生活26年になりますが、最初で終わりのような気が致します。それから5年間お世話になりました。その間、私個人としては結婚して2人の子どもが生れました。
 当時の思い出として頭に浮かんでくることはたくさんありますが、まずグラウンドで全校で行った薪作り作業。辻田校長を中心とした旧住宅の取り壊し作業、みんなで汗を流して掘建て小屋に作った五右衛門風呂への入浴……。
 そして忘れられないのが、汗と泥にまみれて、燃えに燃えたバレー部の練習ではないでしょうか。冬はリンクサイドの雪の中でやりました。各種大会にはトラックに揺られて遠征しました。年間13試合をこなしました。生徒たちも私達も辛いと思ったことはありませんでした。今回の閉校は、私にとって故郷を失うような思いで残念で仕方がありません。                閉校記念誌「懐想」より

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