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千代田小学校

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千代田小学校    池田町字千代田579
明治38年創立、平成7年3月、90年の歴史に幕を閉じ利別小学校へ統合した。
卒業生890名、閉校時の児童は21名、校長は深松芙士子氏であった。校舎西側に「学 灯」の碑を建立、揮毫は第12代校長深松芙士子である。
千代田地区は池田町内最大の米作地帯として発展したが、国の生産調整により徐々に減反、畑作酪農に転換した。
昭和57年現校舎落成、平成4年より管内「心を育てる」研究指定校となった。平成6年度本校の他、青山、居辺、大森、川合の各小学校が閉校した。


 千代田よ永遠なれ   第17代校長 川端 常治 (60〜63)
 昔去りしとき、雪、花の如し、今来れば、花、雪に似たり。千代田小学校を後にして早7年。いま閉校と伺い、一抹の寂しさを覚えると同時に、当時のことを懐かしく思い出します。
 千代田の地に一歩を踏みしめたとき、異様な緊張感と、何故か一種の安堵感を覚えました。母なる十勝川を擁し、豊かな土壌、素晴らしい自然環境、それにもまして長い歴史の中で育まれた、人情豊かな人々との出会いが、そう感じさせたのかもしれません。私は教育にはロマンが必要だと思っています。幼な心に躍動と感動する心を刻み込みたい……。その中から「静と動への誘い」の教育活動地域活動が生れました。 「動」は沼を中心とした公園化であり、「静」は茶道への取り組みでした。しかもこれは学校教育だけのものでなく、地域活動との一体感の中にこそ意義がありました。
この事に取り組んだ大人の汗と、子どもらの笑顔を忘れることはできません。 
 花は半開、酒は微酔に呑めといいますが、3年間ワイングラス、酒盃を手に良く語り合ったものです。かわいい子供とステキな人々との交わり、一生忘れることはありません。 学校の灯は消えても、千代田の心は永遠です。     閉校記念誌より

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