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中里小学校

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中里小学校   幕別町字中里155
明治43年創立、平成10年3月、88年の歴史に幕を閉じ糠内小学校へ統合した。卒業生は496名、閉校時の児童は10名、校長は池田俊一氏であった。校舎前に「学励の里」の碑を建立、揮毫は第16代校長池田俊一である。本校の歴史は古く、上糠内小学校時代より度々校舎の建設位置で住民の綱引きがあり、昭和34年、現在のブロック造り校舎は5次目に当る。
地域素材を利用した粘土による造形教育や地域の協力で大規模フイルドアスレチックが造成された。
現在校舎は民間の木工製作所、昔の教室「学舎物語」に使用されている。

 中里よ永遠にあれ   教頭 小助川 富美子 (~7年〜)
 流れ清らかな糠内川、中里神社の森に咲く、やまぶき・すみれ・すずらん・エンレン草・千島フウロウなどの花々、飛び交わす小鳥たち…。まだまだ豊かな自然が残っている中里小学校。この地は店も食堂もないけれど、すっかり気に入りました。
 そして何より感激したのは、父母の皆さんを始め、地域の方たち大勢で出迎えてくれたことでした。また、入学式には公区長さんが、全校生13人の一人一人に、励ましの言葉をかけてくれたことにも感動しました。
 3学級4定員で、教頭も担任を持って事務もしなければならず、忙しい日々でしたが、春夏秋冬子供たちと一緒に、野イチゴやこくわを採り、林探検、スキーなどで遊び回ったのも楽しい思い出です。スイカの栽培、とうきび人形、草餅の作り方、花の苗、そばうちと、おじいちゃん、おばあちゃんにもたくさん教えていただきました。人の和と思いやりの心を育てている温かい地域です。
 中里神社の初詣で老若男女、篝火を囲んで酒を酌み交わし、新年を祝ったのも、深雪を漕いでぼうず山を登り、みんなで初日を拝んだのも忘れることはできません。学校は、学校はなくなってしまうけれど、伝統と地域の良さを次代に受けついで……「中里よ、永久にあれ!」       閉校記念誌「ぼうず山」より

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