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上伏古小学校

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芽室町上伏古9線
明治39年創立、昭和63年3月、新設の芽室南小学校に統合し,81年の歴史に幕 
を閉じた。この間707名の卒業生を輩出、閉校時の児童数は25名である。校長は笹岡俊夫氏、校舎前に笹岡校長の揮毫で「灯は消えず」の碑が建立れている。
昭和63年4月、新設の芽室南小学校には、本校を始め北伏古小、栄小、中伏古小、明正小の5校と新生地域が統合、6学級、児童数は155名であった。 

 子ども達のために 旧職員  仲村 洋昭 (昭和46年〜53年)

 昭和46年、当時は10線道路もまだ全線舗装されてなく、じゃり道が続き砂塵を巻き上げて車が走っていました。勿論学校前の19号道路も砂利道でした。路線バスが1日3往復、芽室市街から10線20号まで通っていました。冬になると雪の量も多く、道路が不通になることもありましたが、学校の周りは近くの方々にトラクターで除雪していただいていました。また吹雪による停電もよくあり、飲み水に困ったこともありました。
 複式の小規模校でしたが、父母の教育に対する関心は高く、各種の学校行事、環境整備など熱心に協力してくださいました。その中でも特に印象に残っているのは冬のスケートです。夕方から水を撒きはじめ、夜を徹して、トラックのエンジンの音をうならせ、スケートリンクの造成が行われました。翌朝学校へ行きますと、一夜のうちに基礎ができており、完成に近い状態になっているのです。
 立派なリンクで、今度は私達が子ども達の指導に当たり、各種の大会で上位入賞者が続出しました。
 寒風の中で毎日練習に取り組んだ子ども達、強い忍耐力が培われた子ども達の頑張りを、忘れることは出来ません。
                        上伏古閉校記念誌より

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