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北伏古小学校

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芽室町北伏古南9線

 大正4年創立、昭和63年3月、新設の芽室南小学校へ統合し、73年の歴史に幕
をおろした。卒業生は926名、閉校時の児童は37名、校長は高橋幸男氏であった。
校舎前に「楡の郷」の石碑を建立、揮毫は校長高橋幸男である。
昭和41年町内初の簡易プールがPTAの手で造成されるなど環境整備力を入れた。シンクロファックスの早期導入、帯広聾学校との交流学習など特色ある学校作りが行われた。


心に残る人々の出会い 旧職員 杉山 勝俊 (45年〜53年)

 「きたふしこ」「北伏古」なんと心地よい響きでしょう。
 私にとってこの言葉の響きは、生涯忘れることの出来ないものであり、いつも心にある言葉です。北伏古を離れてから早9年の歳月が流れましたが、我が家では親子5人が集まると、必ず『北伏古』のことが話題になります。そしてこの話題を中心にして、親子の絆を強くしたり、確かめ合っています。
 思い出はいろいろありますが、何と言っても、地域の人達との心のふれあいのことが、心に大きく残っています。学校生活を通じての父母とのつながりは勿論、スポーツや地域の諸行事を通しての交流は、私を支え育ててくれました。
 地域を挙げて一喜一憂した町民ソフトボール大会、お母さん方が奮戦したバレーボール大会、そして「ロン」に喜び、「ロン」に嘆いた地区の麻雀大会等々は、私と地域をつなぐ思い出の場面でした。あるときは意気投合して語り合い、あるときは口角泡を飛ばして激論したことが、思い出と共に私の支えになっています。(中略)
 真夏の太陽がじりじり照りつける炎天下でのソフトボールの練習や、中古バスの中で身体を温めながらのスケートの練習は、私と子供達とを大きく結び付け、毎日が楽しく充実したものでした。その結果町内ソフトボール大会での3回の優勝、4人しかいない6年男子が、全力で勝ち取った西部方面スケートでの優勝につながり、強烈な印象として心に刻まれています。(後略)       閉校記念誌「楡の樹」より

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