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祥栄小学校

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祥栄小学校     芽室町祥栄西14
明治44年毛根小出張教授場として開校、昭和7年関山尋常小と合併し、祥栄尋常高等小学校として創立した。平成15年3月、91年の校史に幕を閉じ、芽室西小学校へ統合した。卒業生は929名、閉校時の児童は19名、校長は松村典博氏である。
校舎前に「敬天愛人」の碑を建立、揮毫は北大教授喜多富美治氏、碑文は第16代校長松村典博氏である。
本校は昭和32年、ブロック造りの現校舎完成、各種複式研究会会場校となった。39年よりスケートリンク造成に着手、土井選手など傑出した人材が育った。また、河北ブロックでの行事集合学習の中心となった。

 「さよなら、わたしたちの学校」 〜児童、卒業生ら寂しさに涙〜
 (リード文他一部略)
 在校児童は昭和17年には192人に上ったが、離農や少子化などの影響で減り続け、平成16年度に入学する児童はいなくなった。現在、複式4学級だが、町は複式小・中学校の統廃合を進めている。
 式では常山誠町長が「多くの方々の胸の中にある祥栄小学校のともし火はいつまでも燃え続けていることでしょう」とあいさつ。松村校長は「この学びやから子供達の歓声が消えることは、万感胸に迫るものがある」と声を詰まらせた。
 「閉校、それは寂しい響き。閉校、それは悲しい響き。祥栄小学校は今、ここに集まった一人一人の心の中にいつまでも生き続ける」児童たちはそれぞれお別れの言葉を述べ、この日のために練習してきた「祥栄太鼓」の演奏を披露、会場から盛んな拍手を浴びた。
 「新しい学校に行くので緊張する」「札幌への修学旅行が一番の思い出」「10年後のタイムカプセルを見るのが楽しみ」と児童たちはそれぞれ話した。卒業生の74歳男性も「寂しくて語り切れない」帯広市内の主婦も「子供達の元気な太鼓を見ると涙が出てくる」と話していた。 平成15年2月17日、閉校式を伝える十勝毎日新聞記事21面より

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