岩内小(中)学校 帯広市岩内町基線39 大正12年創立、昭和55年3月、58年の校史に幕を閉じ、清川小学校に統合した。卒業児童は442名、閉校時の児童は7名、校長は田村十五郎氏であった。校舎前に「岩内健児」の碑を建立した。 本校は昭和22年より中学校を併設、55年小学校と同時閉校となった。 昭和48年愛鳥モデル校指定、55年閉校を期に開校50周年を祝った。 帯広駅から40.6k、市内校唯一の僻地3級地であった。 思い出の岩内校 旧職員 岩崎 文夫 (30年〜) 「岩内仙峡」は春の新緑、秋の紅葉と今では帯広市の名所である。 思い起こせば岩内校に赴任したのは20余年前である。帯広大通り駅から戸蔦まで、前近代的な汽車に乗り、十勝平野の畑作地帯を縫って終着駅戸蔦に着く。川西村の奥地の開拓に貢献した、唯一の交通機関であった。 戸蔦から岩内校までは徒歩である。戸蔦市街は岩内方面の住民にとって食料品や日用品の供給地であり、夏は自転車で、冬の積雪期はリュックを背負って歩き、時には父兄の馬橇に乗って買出しに来た。私は雪原を飛ぶように走る馬橇の姿は好きだった。 岩内校での勤務は約4年間、短い年月であったが、父母の皆様を始め、青年たちとスポーツを楽しんだこと、子供達と学んだ思い出が次々と甦ってくる。白樺や常緑樹に囲まれた住宅には、リスや名も知らぬ小鳥が姿を見せ、自然の美しさを楽しませてくれた。(中略) 岩内校は学校地域と深い連携を保ちながら、その機能を十分に発揮した。そして、良き校風を創り、心豊かな人間性を持った子供達が、育まれたのだと思う。 閉校記念誌「いわない校」より |
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