泉小・(上似平中)学校 帯広市泉町西10線 昭和2年創立、昭和49年3月、48年の校史に幕を降ろし大正小学校へ統合した。 閉校時の児童は21名、校長は三上昭夫氏であった。 本校は創立以来、上似平小学校と呼ばれていたが、昭和41年、地区名の改定により泉小学校と改称された。 昭和22年より上似平中学校を併設していたが、39年新設の第七中学校に統合され17年の校史を閉じた。現在体育館は地区で利用、校庭一帯はパークゴルフ場になっている。 上似平の地は心の故郷 旧職員 須賀 誠 (33〜38) 新卒で赴任してから5年、豊かな自然と純朴な子供たちと過ごした日々は、上似平小を離れて20年になろうとしていますが、いまだに脳裏を去らず、私の中に脈々と息づいています。 教師1年生の出発は、4・5・6年44名の複複式の担任でした。学習指導の準備も3学年ぶんしなければならず、新米の私には大変なことでした。45分の授業も直接指導できる時間は15分、間接指導の効率化が課題でした。その頃理研光学が開発したシート式録音機十数台を、実験的に借り受けシート学習を試みました。また同じ複式校に勤務する仲間が研究所に集まって「学習カード」作りに励んだものです。 「都会の子に負けるな」私達は真剣でした。悪条件の中でしたが、子供たちもそれに応えて、熱心に取り組んだものです。 この頃日記を書かせていましたが、40冊をこえるノートを読むのが楽しみでした。一人ひとりの子供の生活実態や物の見方、考え方を把握するのに大いに役立ちました。 心温まる思い出も数限りなくあります。春浅く寒い朝のこと、スキーで登校してくる子の背に、私のためにルンペンストーブの焚き付けが背追われていたのです。前日遊びに来て気がついたのでしょう。(後略) 記念誌「大正小10周年」より |
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