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戸蔦小(中)学校

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戸蔦小(中)学校    帯広市中島町東5線
明治38年創立、昭和41年3月、62年の歴史に幕を閉じ、大正小学校へ統合した。閉校時の児童は20名、校長は山形栄氏であった。昭和22年からは中学校を併置したが昭和40年3月、第七中学校へ統合した。

 最後の卒業生より   第59回卒業生  上田 喜義

 昭和41年戸蔦小最後の卒業生です。私の同級生は6名、この1年前に中学校が統合になっていたため、卒業当時は全校生20名、先生2名という状態であった。
 授業は3学年が同じ教室で行い、自習の時間が多かった。私などは先生が横で面白い話しをすると、自習そっちのけでその話しに参加して、良く注意されたものである。また、この学校には体育館がなく、雨天の体育の授業は教室や廊下が、体育館代わりになっていた。冬は学校の周りの坂でのスキーが午後の日課、当時はスキーが登下校の足として使われ、帰りにはあちこちの坂で、道草をしたものである。
 もう一つは、先生と生徒とのつながりの深さである。私達は先生の住宅に事あるごとに上がり込み、今思うと先生にずいぶん迷惑をかけたが、いまではとても良い思い出になっている。
 記念誌「大正小合併10周年」より

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