直線上に配置

 歴舟中学校 

フレーム

 歴舟中学校    大樹町字芽武183
昭和27年創立。平成10年3月46年の歴史に幕を閉じ、大樹中学校へ統合した。卒業生494名、閉校時の生徒は3名、校長は尾形博喜氏である。校舎入り口に「歴証」の碑を建立、揮毫は14代校長尾形博喜氏である。
本校は昭和47年、ノーチャイムによって日課表を運営した。昭和57年手話クラブが、61年わらびの老人ホーム寄贈などが報道された。また平成8年には道東壁新聞コンクールで最優秀賞を受賞、特色ある学校経営を展開したが、最後の卒業生は3名となった。

 味 香     第11代校長 荒井 隆利 (61〜)
 歴舟中学校に勤務したのは昭和61年から3年間でした。すでに生徒が減少し、職員は2年目から教頭無しの学校となる。そうしたことから統合を含め、地域全体の問題として検討され、何度か町教委を交えて検討されるが「統合反対」と言う結論になった。
 この間、生徒は10名内外と少数だったが、山椒に似てピリリト引締まり、太陽のように明るい精鋭たちであった。従前からボランティア活動を拡充させ、英語暗誦大会で優秀賞や最優秀賞をもたらしてくれた。足に豆を作った遠足、卒業式での1人1人の笑顔が今も鮮明に甦ってくる。
 職員は「小人数の特徴を生かし責任の持てる教育を」と頑張ってくれた。生徒には小人数の卑屈さを感じさせないよう、学習指導を始め野球やサッカー、行事への参加に気配りした。また、教職員にも色々な事務分担を経験してもらった。(中略)
 地域もPTAを中心に「おらが郷土の生徒」として協力を惜しまなかった。池の大修理、屋外施設の塗装、学芸会での地域芸能。雄雄しい出漁、船魂様や氏神様の祭り、ゴロ入りイカやサンマの丸焼きの味香、背景を彩る大地や大海原。謝す、天地人。
       
 ※ 大樹町の資料は全て町教委発行の「大樹の教育」による

トップ アイコントップページへもどる

直線上に配置
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送