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当縁(とうべり)小学校 

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 当縁(とうべり)小学校    大樹町美成227
明治32年創立。昭和44年3月、70年の歴史に幕を閉じ歴舟小学校へ統合した。閉校時の児童は27名、校長は曳田笹一氏であった。本校は昭和22年より26年まで分校として中学校を併設した。44年70周年記念式典を挙行した。

 当時の学校の様子   旧職員 猪狩 昭一 (44年〜)

 当縁小学校は、芽武から15k、浜大樹から10kのところにあって、当縁川の南丘陵に建てられた木造平屋(職員室と普通教室2)の極小規模校であった。
 子ども達は美成、浜大樹からの進学児で、30名ほどもいて、学校周辺はとても賑やかだった。その頃の学級編成は2学級3定員で復複式の学校でした。2教室しかない学校なので、復複式授業など当たり前のことで、子どもも父母も別に気にもしていない様子であったが、教師にとっては大変なことであった。 (中略)
 体育館も特別教室もない学校なので、体育は常に野外運動であった。外に出られない日は廊下が体育館、2教室は全て学習の場であり、集会・校区会合の場でもあった。
 当時この様に僻地の教育環境はお粗末だったが、生活環境自体がそうだったので別段気にもならなかった。毎年春を待ち焦がれる様に、冬はまきストーブを囲んで楽しく過ごしたことが思い出され、懐かしく思う。

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