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礼文内小学校

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礼文内小学校   豊頃町字十弗宝町
明治39年創立、平成3年3月、87年の歴史に幕を閉じ、新設の豊頃小学校へ統合した。卒業生は1626名、閉校時の児童は41名、校長は高橋博氏であった。
校舎前に「萬感ここに在り」の碑を建立、碑文第13代校長高橋博氏、揮毫は豊頃町長長瀬智氏である。
昭和60年天体観測所を開設、150ミリの反射望遠鏡を小原多嘉志校長が寄贈した。伝統の祖父母参観日など、地域に密着した教育活動が行われた。

  思い出の校舎に触れて  旧職員 山内 邦夫 (52〜59年)
 平成3年3月、閉校式に参加するため8年ぶりで、礼文内小学校の懐かしい校門をくぐりました。いきなり元気そうな按田さんに会い、すぐに体育協会のことが頭を巡ります。「いつでもどこでもだれでも」をモットーに活動された礼文内体協は、運動会の球入れ練習から始まって、ソフトボール、卓球、バレー、スケートなど年間スケジュールと共に、色々なことが思い出されます。懐かしい顔ぶれは今も皆元気です。
 ふと受付付近に掲げられた、鼓笛隊の絵に目が止まりました。
 当時、卒業記念に豆類を集めて、鼓笛隊の様子を絵にしようという企画が、持ちあがりました。みんなで持ち寄った豆を、ボンドで付けていきました。少なかったソラマメは指揮者のボタンになりました。黒豆はみんなのベレーボーの形を作りました。
空に浮かぶ雲は白豆で作りました。このことがいつのまにか町教委にも知れ、NHKTVで紹介されたこともありました。運動会や各種町民大会での鼓笛隊行進も甦ってきました。
 あの長い廊下をいつも走って叱られ、「廊下を走らない」生活目標の連続に、うんざりした6年生が、卒業式の日に思いっきり走って、巣立ったのも楽しい思い出です。87年間の校史は閉じられた。でも校舎の至るところに先生と子ども、子どもと子どもの響きや匂いが、染み付いています。  閉校記念誌「れぶんない」より

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