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直別小学校

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直別小学校    浦幌町字直別西1
明治38年創立、昭和57年3月、77年の歴史に幕を閉じ、浦幌小学校へ統合した。閉校時の児童は6名、校長は小柳恒氏であった。     
本校は釧路支庁、音別町直別と境界を接する。昭和30年町村合併により大津より、浦幌町立直別小学校と改称された。
上厚内小との集合学習を始め、47年には観察池、樹木園を設営し、野鳥・樹木の観察保護に大きな成果をあげた。現在体育館は地域公民館に利用している。

 回 想 旧職員 麓 章一 (45〜51)
 直別小がなくなるんですね。私にとっては教師生活のスタートの地であり、家内にとっては嫁いできた地であり、長女にとっては3歳までの遊び場だったのですから、懐かしさもひとしおの感がいたします。
 部落の人との心温まる交流、柳の枝でアカハラ釣りに興じたり、山菜採り、シャクナゲを植えたり等々、直別といえば、自然との関りの深い大切な思い出とも言えるようです。
 私どもが、この地を去りがたい思いで転出した年、部落民待望の水道施設が完成したと聞きましたが、水の思い出には尽きないものがあります。長女のおしめは川で洗った事、毎日給水時になると原口校長の「オーイ水!」の掛け声で約10分間ほどの汲み水が供給され貴重だったこと。1月校長宅の水道が止まり、しばれる土を掘り、水道管を調べてみると、モグラが詰まっていたのにはビックリしました。また春先に水源地に行って見て、タンクの蓋を明けてみると、プカリプカリと直系30pほど灰色のものが浮かんでいるではありませんか。それも十幾つ…。モグラの毛だけが中身が無く、1匹1匹の固まりになって浮いていたのですね。本当に何とも言えない思いを味合わされた気がしたものです。
でも過ぎ去ってみると懐かしさが先に立ちますね。     
 閉校記念誌より

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